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人吉えん卓プロジェクト (1).png

支援活動報告

東京電力福島第1原発処理水の海洋放出によって中国が日本水産物の輸入を全面停止したため、北海道オホーツク地方では名産ホタテの出荷が停滞し、在庫は積み増して保管場所が逼迫、他の漁にも出られない状況に見舞われました。

これまで全国各地の被災地を支援してきたえん卓プロジェクトとしては、青天の霹靂ともいえる風評被害もひとつの災害ととらえ、北海道のなかでも有数のホタテ産地である枝幸町(えさしちょう)を対象とした「えん卓プロジェクト 枝幸」を本年10月16日に立ち上げました。

具体的には、突然の流通停滞により保管場所を埋め尽くしている冷凍ホタテ貝柱を枝幸町の事業者から仕入れ、主旨にご賛同いただいた皆さまへ販売しました。売上の利鞘部分を水産業振興に向けた義援金に充てることで、二重の支援(事業者の購入支援、義援金の送金) を実現することとしました。最終的に、冷凍ホタテ貝柱を370,000 円分販売し、そこから160,049 円の義援金を生み出すことができました。

また、えん卓プロジェクトの主旨にご賛同くださった企業さまより、枝幸町の冷凍ホタテ貝柱をお歳暮に活用したいというお申し出もいただきました。その結果、上記とは別に 74,040 円の購入支援にもつながりました。 お預かりさせていただいた義援金につきましては、枝幸町の一般寄附口座へ送金いたしましたことをご報告申し上げます。

皆さまの温かいご支援、ご厚誼に衷心より感謝申し上げるとともに、窮状に喘ぐ現地が一刻も早く現況を打開しますことを心よりお祈り申し上げます。

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